子育て

【解説】赤ちゃんに後追いされたい!パパがお父さんとして信頼される対応法

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「仕事に行こうとすると赤ちゃんがパパに後追いする…嬉しいけど、対応に戸惑う」
「ママじゃなくて、どうしてパパにだけ後追いするんだろう?」

こんな風に頭を悩ませているパパやママは少なくありません。赤ちゃんの後追いは、親子の愛着形成や信頼関係の表れであり、心配する必要は全くなし。でも、対応次第で家族に小さな不安が広がることも。

そこで本記事では、「パパへの後追い」のメカニズムを解説し、専門家視点も交えつつすぐに実践できる対応例をたっぷりご紹介します。

後追いとは?

後追い現象とは、赤ちゃんが親や保護者から離れられなくなり、親がどこへ行こうともついてくるという行動パターンのことを指します。

特に8ヶ月から2歳頃の間によく見られる現象で、この時期は「分離不安期」とも言われます。

後追いは、赤ちゃんが親との距離を測ることで安心感を得ようとする心理的な行動であり、赤ちゃんの成長や発達に関係する重要な過程です。

後追いってそもそも何?

分離不安期の一種

生後6〜8ヶ月頃から見られる「後追い」は、いわゆる分離不安の行動です。赤ちゃんは“親との一体感”から“自分と親は別の存在”と認識するようになり、その変化に不安を感じます。「もっとそばにいてほしい」という自然な心の動きです。

自我と安心感を確かめるプロセス

「自分は大丈夫かな?」「離れても戻ってきてくれるかな?」といった疑問は、自我が芽生えた証。この揺らぎを乗り越えるための行動として後追いをすることがあります。

安心基地としての存在を確かめる行為

赤ちゃんにとって「後追い」とは、“親が自分を守ってくれる存在なのか”を再度確認する行動。パパにも「安心できる親」として認めてもらいたい気持ちの表れなのです。

どうしてパパに後追いするの?

愛着対象が広がっているサイン

ママだけでなく、パパとも日々関わることで「パパにも甘えたい」と思うようになります。これはむしろ愛情の幅が広がっているポジティブな兆候。

遊びやスキンシップが子どもに響くから

パパが動きを交えた遊びや大げさなリアクションをしてくれると、赤ちゃんは「もっと楽しいことをしたい!」と感じ、自然とそばにいたくなるのです。

刺激と安心、両方を求める時期

好奇心旺盛で探究心も高まるこの時期、パパの存在は「楽しいことがある」「安心できる人」というダブルの魅力を提供します。

対ママとの後追いとの違い

【ママ後追い】=安心を求める

ママへの後追いは、「安心の場所を失わないように」という心理による行動。赤ちゃんにとってママは生活の土台です。

【パパ後追い】=刺激からの離脱を嫌う

対してパパへの後追いは、「今の楽しい時間が終わってしまうのが嫌」な気持ちからきていることも。どちらも赤ちゃんからの信頼と愛情の表れです。

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赤ちゃんとお父さんの絆を深めるには

一緒に遊ぶことの重要性

赤ちゃんと一緒に遊ぶことは、親子の絆を深める大切な時間です。

お父さんが積極的に赤ちゃんと遊び、一緒に楽しむことで、お父さんの存在が赤ちゃんにとって安心感や楽しさをもたらすものだと感じさせることができます。

遊びを通じて、赤ちゃんの好奇心を刺激し、発達を促すことができます。

例えば、積み木や絵本を使った遊びや、お父さんが歌を歌ったり、一緒に踊ったりすることが効果的です。

言葉や身振りでコミュニケーションを図る

お父さんが赤ちゃんに対して、言葉や身振りを使ってコミュニケーションを図ることも、絆を深める重要な方法です。

まだ言葉が理解できない赤ちゃんでも、声のトーンや表情、身振りによって意思疎通ができます。

お父さんが積極的に話しかけたり、笑顔で接したりすることで、赤ちゃんは安心感を感じ、お父さんとの信頼関係が築かれます。

定期的なスキンシップを実施する

スキンシップは、親子の絆を深める非常に重要な要素です。

お父さんが定期的に赤ちゃんとスキンシップを図ることで、赤ちゃんはお父さんの存在をより強く感じ、安心感を得られます。

スキンシップはとても大事で子どもの自己肯定感などの非認知能力をたくさん育むことができます。

例えば、お父さんが赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に寝ることで体温を共有したり、軽くマッサージをしてリラックスさせることが効果的です。

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赤ちゃんとお父さんの絆を深める具体的なアクション

お風呂で一緒に過ごす

お父さんが赤ちゃんと一緒にお風呂に入ることで、親子のスキンシップが増え、信頼関係が築かれます。

お父さんが赤ちゃんの体を洗ったり、遊んだりすることで、赤ちゃんはお父さんの温もりを感じることができます。

授乳やおむつ替えをする

お父さんが授乳やおむつ替えに積極的に参加することで、赤ちゃんはお父さんの存在をより身近に感じます。

また、お父さんが育児に関与することで、お母さんも助けられ、家族全体の負担が軽減されます。

赤ちゃんと一緒に遊ぶ

お父さんが赤ちゃんと一緒に遊ぶことで、親子の絆が深まります。

遊びを通じて、お父さんは赤ちゃんの好みや興味を理解し、コミュニケーションが増えることで、赤ちゃんもお父さんに安心感を持ちます。

独自の遊びを考えることで、お父さんと赤ちゃんだけの特別な時間を楽しむことができます。

赤ちゃんを抱っこやおんぶしてお出かけする

お父さんが赤ちゃんを抱っこやおんぶしてお出かけすることで、赤ちゃんはお父さんと一緒に過ごす時間が増え、親子の絆が強まります。

また、お父さんが赤ちゃんの世話をすることで、お母さんも一息つくことができるため、育児負担のバランスが調整できます。

寝る前の読み聞かせや歌を歌う

寝る前の読み聞かせや歌を歌うことで、お父さんの声に慣れ、親子の絆が深まります。

お父さんが赤ちゃんに向けて愛情を込めた言葉をかけることで、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができます。

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よくある質問Q&A

Q1:パパに後追いしないのは問題?

→ 問題ありません。後追いの対象は子どもによって異なります。ママや他の家族に強く後追いする場合でも、パパが関わる時間が増えると自然に後追いが見られることもあります。

Q2:パパにしか後追いしないのはなぜ?

→ ママが身近で安心できる存在だからこそ、パパが離れると「もっと一緒にいたい」と感じることがあります。どちらか一方への後追いは成長の一過程であり、心配はいりません。

Q3:いつ頃まで続く?

→ 一般的には1歳半〜2歳ごろまでに落ち着いていきます。個人差はありますが、成長に伴い子どもが「必ず戻ってくる」と理解できるようになれば自然と和らぎます。

まとめ

  • 後追いは愛着と信頼の証であり、心配する必要はありません。

  • パパへの後追いは「安心だけでなく楽しい存在」であることを示す嬉しいサインです。

  • 対応は「笑顔で送り出す」「帰宅後のスキンシップ」「パパだけの時間づくり」が有効。

  • 後追いを前向きに捉え、家族で支え合えば、親子の絆はさらに深まります。

後追いに一喜一憂するよりも、「我が子がパパを求めてくれる幸せ」を楽しんでくださいね。ただいま、と言えるその瞬間が、親子の宝物になります。

  • この記事を書いた人

ポジティブ園長

田舎の自然の中で、のんびりと9歳の娘と6歳の息子と暮らすパパ。 保育 × 心理学 × 脳科学をヒントに、職員と子どもたちが共に成長できる園づくりをしています。 “答えのない時代”だからこそ、楽しみながら考え、失敗を恐れず挑戦する──そんな姿を大切に、みんなと歩んでいる園長です。

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