教育

【解説】プログラミング教育は何歳から?低学年でも楽しめるはじめの一歩

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最近よく聞くようになった「プログラミング教育」。でも、いざわが子に…と思ったときに、「何歳から始めるのがいいの?」「低学年でもついていけるの?」と戸惑うパパ・ママも多いのではないでしょうか。

この記事では、プログラミング教育をスタートする年齢の目安や、お子さんが楽しみながら自然と学びを深めていける方法についてご紹介します。無理なく始められる“はじめの一歩”を、ぜひ一緒に考えてみませんか?

プログラミング教育は何歳から始めるのがいいの?

年齢別の始めやすさ

結論からお伝えすると、プログラミング教育は「何歳から始めないといけない」といった決まりはありません。むしろ、興味を持ったタイミングがベストなスタートです。

とはいえ、年齢に応じて理解しやすい内容や学び方があるので、参考までに目安をご紹介します。

  • 未就学児(5〜6歳):絵合わせやパズル、ブロック遊びなどを通じて「順番」や「条件」の考え方に親しむことができます。

  • 小学1〜2年生:簡単なアプリやビジュアルプログラミングで、「動かして楽しい」「思った通りになった!」という体験が得られやすい時期です。

  • 小学3年生以降:マウス操作やタイピングに慣れてくるため、本格的なプログラミング環境(Scratchやロボット制御など)に取り組みやすくなります。

興味が出たときが“はじめどき”

お子さんの中には、小学1年生でも「なんでこれ動いたの?」「自分でやってみたい!」と目を輝かせる子がいます。反対に、高学年になってからふと関心をもつお子さんもいます。

つまり、「興味をもったときこそがベストなタイミング」。パパ・ママが焦らず、ゆったりとした気持ちで見守ることが大切です。

プログラミング教育ってどんなことを学ぶの?

「プログラミング」と聞くと、パソコンで難しいコードを書くイメージを持たれるかもしれません。でも、子ども向けのプログラミング教育は、もっとシンプルで遊びのような学びが中心です。

「考える力」と「伝える力」を育てる

プログラミングで育まれるのは、「順序立てて考える力」や「自分の考えを形にする力」。たとえば、キャラクターを右に3歩進ませたいとき、どういう指示をすれば思い通りに動くかを試行錯誤する中で、論理的に考える習慣が自然と身についていきます。

また、友達と一緒にゲームを作ったり、作品を見せ合ったりすることで、伝え方や他者との関わり方も学べる貴重な機会になります。

パソコンを使わなくてもできる?

もちろんできます。未就学のお子さんや低学年のお子さんには、パソコンやタブレットを使わずに「順番」や「条件」を考える遊びを通じて、プログラミング的思考を育むことも可能です。

たとえば、お料理ごっこで「手を洗ってから包丁を使う」順番を考えたり、「晴れたら外に出る、雨ならお部屋で遊ぶ」などの条件分岐を考えることで、十分に土台を育てられます。

低学年でも楽しめるプログラミングの始め方

おうちでできる遊びからスタート

低学年のお子さんにとっては、「楽しい!」という気持ちが何よりの原動力です。難しい教材よりも、まずは身近な遊びの中にプログラミング的な要素を取り入れてみましょう。

  • ブロックやLEGOで「設計→組み立て→動かす」を体験

  • すごろくやボードゲームで「順番を守る」「ゴールに向かって考える」経験

  • 身体を使った“人間プログラムごっこ”(例:「前に3歩→右に曲がる→ジャンプ」など)

こうした体験は、後にアプリやプログラミングツールに進むときの“土台”になります。

タブレットやロボットを使ってみよう

最近は、子ども向けに設計されたプログラミングアプリやロボット玩具が充実しています。

たとえば:

  • ScratchJr(スクラッチジュニア):絵や動作をブロックでつなげて遊ぶアプリ

  • ビスケット:お絵かき感覚でプログラムを作れる

  • Sphero mini:手のひらサイズのロボットをアプリで動かせる

こうしたツールは、親子で一緒に取り組めるものが多く、初めてでも安心です。「一緒にやってみようか?」と声をかけるだけで、お子さんのやる気スイッチが入るかもしれません。

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お子さんに合ったタイミングで始めよう

「向き不向き」ではなく「楽しさ」がカギ

「うちの子、論理的なことは苦手かも…」と思うことがあっても、心配しなくて大丈夫です。大切なのは結果ではなくプロセス
間違ってもいい。やり直してもいい。「なんでうまくいかないんだろう?」と考える時間こそが、学びになっています。

また、「完成したら見せてね」と伝えるだけでも、お子さんのモチベーションがぐんと上がります。

パパ・ママがわからなくても一緒に挑戦すれば大丈夫

「プログラミングなんて自分もやったことがないし…」というパパ・ママも多いと思います。けれど、むしろその方が**“一緒に学ぶ楽しさ”**が味わえます。

親が先生になる必要はありません。お子さんと同じ目線で、「え、これどうやるんだろうね?」と考えることが、かけがえのない学びの時間になります。

体験から始めたいパパ・ママへ|教室での学びもおすすめです

もし、「もっと本格的に学ばせてあげたい」「他の子どもたちと関わりながら学んでほしい」と感じたら、プログラミング教室の無料体験もおすすめです。

教室では、専門の先生が子どものペースに合わせて丁寧にサポートしてくれるので、初めての子でも安心して取り組めます。

最近では、小学生向けのカリキュラムが豊富な教室も増えています。まずは気軽に、親子で体験に参加してみるのも良いきっかけになります。

お子さん向けプログラミング教室について、無料体験を含め、こちらの記事で紹介しています

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まとめ:小さな「やってみたい」を大切に

プログラミング教育は、パソコンや専門知識が必要と思われがちですが、実は「順番を考える」「やってみて試す」といった日常の中にたくさんの“学びの芽”があります。

「何歳から?」という問いに正解はなく、お子さんが興味をもったときが、ベストなスタートラインです。まずは楽しみながら、小さな一歩を踏み出していただけたらと思います。

ご家庭でできることから、気軽に始めてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

ポジティブ園長

田舎の自然の中で、のんびりと9歳の娘と6歳の息子と暮らすパパ。 保育 × 心理学 × 脳科学をヒントに、職員と子どもたちが共に成長できる園づくりをしています。 “答えのない時代”だからこそ、楽しみながら考え、失敗を恐れず挑戦する──そんな姿を大切に、みんなと歩んでいる園長です。

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