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【解説】子育て中でも保育士資格は取れる?ママが勉強を続けるコツ

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子育て中でも保育士資格は取れる?ママが勉強を続けるコツ

毎日の家事や育児に追われていると、「自分の時間なんてほとんどない」「保育士資格に興味はあるけれど、とても勉強する余裕なんてない」と感じてしまいますよね。
それでも、子どもたちと関わる仕事がしたい、園児の育ちを支える側に回りたいという気持ちを、どこかで手放せずにいるママも多いのではないでしょうか。

幼児教育の知見をもとにお伝えすると、子育て中でも保育士資格を目指すことは決して無謀な挑戦ではありません。
むしろ、日々お子さんの姿を見取りながら過ごしている今の経験は、保育士として働くときに大きな強みになります。
大切なのは、「完璧なお母さんでありながら完璧な受験生になる」ことを目指すのではなく、「今できる小さな一歩を少しずつ積み重ねる」という発想に切り替えることです。

この記事では、「子育て中でも保育士資格は取れるのか?」という不安に寄り添いながら、保育士資格の取り方の選択肢や、無理なく勉強を続けるコツを具体的にお伝えしていきます。
途中で保育士向け通信講座の活用方法にも触れますが、まずは「自分にもできそうかも」と感じていただけるよう、少しずつ順番に見ていきたいと思います。

子育て中でも保育士資格は本当に取れる?

子育てと勉強の両立が不安になる理由

「保育士資格を取りたい」という思いがあっても、子育て真っ最中のママにとって、勉強はハードルが高く感じられます。
朝から晩までご飯の準備、片付け、洗濯、送迎、寝かしつけと、やることが次々と出てきて、「今日も自分のための時間はほとんどなかった」とため息が出てしまうこともありますよね。

さらに、お子さんの体調不良や園行事、急な予定変更など、子育ては予測できない出来事の連続です。
「せっかく勉強しようと思っても、いつも予定通りに進まない」「テキストを開いたのに、数分で呼ばれて中断される」。
そんな日が続くと、「やっぱり子育て中に保育士資格なんて無理なのかな」と、自分を責めてしまう方もいるかもしれません。

でも、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
それは、「勉強時間=まとまった2時間」だけではない、ということです。
子どもたちの姿を見取るときも、長時間じっくり見守ることだけが大切なのではなく、ふとした瞬間の表情やつぶやきをすくい取ることが、育ちを支える大事な手がかりになります。
勉強も同じで、「15分のスキマ時間をどう活かすか」という視点を持つと、子育てと両立しやすくなります。

子育て経験が保育士としての強みに変わる

保育士資格を目指すママの中には、「自分は保育園で働いたことがないから、スタートラインが遅れているのでは」と不安になる方もいます。
けれども、幼児教育の知見をもとに見ると、子育ての経験は保育士として働くうえで大きな財産です。

例えば、夜泣きが続いて眠れなかった日々、イヤイヤ期で思うように進まなかった支度、園でのトラブルに悩んだ経験。
こうした一つひとつのエピソードは、園児や保護者さんの気持ちに寄り添う感覚を育ててくれます。
現場で子どもたちの姿を見取りながら、「今、この子はどんな気持ちかな」「お家ではどんな様子かな」と想像できるのは、ママだからこそ持てる視点でもあります。

また、子育てを通して身についた段取り力や、限られた時間のなかで家事をやりくりする力も、保育士として働くときに活きてきます。
「子育て中だからこそ、保育士資格を目指す意味がある」という視点に立ってみると、少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

保育士資格を目指すママが増えている背景

近年、保育士資格を目指す人の中には、子育てが一段落したタイミングや、育休中に勉強を始めるママたちも増えています。
背景には、保育士不足が続いていることや、多様な保育施設が増え、資格を持っていることで働ける場が広がっていることがあります。

認定こども園や企業主導型保育所、小規模保育、病児保育、学童など、子どもたちの育ちを支える場は年々多様になっています。
保育士資格があれば、フルタイムで働くだけでなく、パート勤務や短時間勤務など、自分のライフステージに合わせた働き方を選びやすくなります。

「今は子育てが最優先。でも、数年後には社会に出て働きたい」「どうせ働くなら、子どもと関わる仕事がしたい」。
そんな思いを持つママにとって、保育士資格は将来の選択肢を広げてくれる心強い味方になってくれます。

子育て中ママが知っておきたい保育士資格の取り方

国家試験ルートと養成校ルートの違い

保育士資格の取り方には、大きく分けて「国家試験ルート」と「保育士養成校ルート」があります。
どちらも最終的には保育士資格につながりますが、子育て中のママにとって負担の感じ方が大きく変わってきます。

保育士養成校ルートは、短大・専門学校・大学などに通って所定のカリキュラムを修了する方法です。
決められた期間で体系的に学べて、卒業と同時に保育士資格を取得できるのが大きなメリットです。
一方で、通学の時間が必要になったり、授業時間が決まっていたりするため、小さなお子さんがいる場合は、家族のサポートや預け先の確保が欠かせません。

これに対して、国家試験ルートは年に数回実施される保育士試験に合格して資格を取る方法です。
学校に通う必要はなく、自宅での独学や通信講座での学習が中心になります。
仕事や子育てをしながら、自分のペースで勉強を進められるのが大きな特徴です。
その代わり、学習計画を自分で立てる必要があり、コツコツ積み重ねる力が求められます。

子育て中のママにとっては、「通学が難しい」「今の生活ペースを大きく変えたくない」という理由から、国家試験ルートを選ぶ方が少なくありません。
ただし、どちらが正解というわけではなく、家族の状況や住んでいる地域、将来の働き方のイメージによって合うルートは変わります。
まずはそれぞれの特徴を知ったうえで、「自分と子どもたちにとって現実的なのはどちらか」を考えてみることが大切です。

保育士試験の基本(受験資格・科目・合格ライン)

保育士試験ルートを考えるときに、まず押さえておきたいのが「受験資格」と「試験内容」です。
受験資格は、最終学歴や専攻によって細かく決められています。
例えば、指定された学科の短大や大学を卒業していれば受験できるケースもあれば、高校卒業後に一定年数の児童福祉施設での実務経験が必要なケースもあります。
自分がどのパターンに当てはまるのかは、必ず最新の公式情報で確認するようにしましょう。

試験内容は、大きく「筆記試験」と「実技試験」に分かれています。
筆記試験では、保育原理、教育原理、子どもの保健、子どもの食と栄養、社会福祉、小児保健など、多くの科目が出題されます。
一度に全科目に合格する必要はなく、合格した科目は一定期間持ち越せる「科目合格制度」があるのが、この試験の大きな特徴です。

実技試験は、「音楽に関する技術」「造形に関する技術」「言語に関する技術」などから2分野を選んで受験します。
ピアノが心配な方は、弾き歌い以外の選択肢も検討できますし、練習方法を工夫すれば、子育て中でも十分に対応できる内容です。

合格ラインについては、各科目で6割程度の得点が目安とされています。
「満点を目指さないといけない」というわけではなく、「基礎をしっかり押さえて6割を確実に取っていく」というイメージで、学習を組み立てていくと気持ちがぐっと楽になります。

子育て中ママが勉強時間を作るための工夫

1日の流れを「見える化」して小さなスキマを拾う

「勉強時間を作ろう」と考えると、どうしても1時間単位、2時間単位のまとまった時間をイメージしてしまいます。
けれど、子育て中の毎日は、そんなにきれいに時間が空かないことの方が多いですよね。

そこでおすすめなのが、まずは1日の流れをざっくり紙に書き出して「見える化」してみることです。
朝起きてから寝るまでの行動を、30分〜1時間ごとに区切って、「この時間帯は家事中心」「この時間はお子さんと遊んでいることが多い」などと書き込んでみます。

そうすると、意外と「ここなら15分くらいならテキストを開けそう」という時間帯が見えてくることがあります。
例えば、

  • 朝ごはんの片付けを終えたあとの10〜15分

  • お子さんのお昼寝の入りばな

  • 夕食後、子どもたちがテレビを見ている短い時間

  • 寝かしつけ後、スマホを眺めている20分

こうした小さなスキマ時間は、そのままだと気づかないまま過ぎてしまいがちですが、「テキスト1ページだけ読む」「用語カードを3枚だけ見直す」といった、ミニサイズの勉強にはちょうど良い長さです。

園児や子どもたちの姿を見取るときも、「長時間一緒にいること」だけでなく、「短い関わりの中で、その子らしさに目を向けること」が大事ですよね。
勉強時間も同じように、「短いけれど、集中する時間」を積み重ねていくイメージを持てると、気持ちが少し楽になります。

15分単位で区切る「ミニ勉強タスク」を用意する

スキマ時間を活かすためには、「何を15分でやるか」が具体的に決まっていることが大切です。
その場で「さて、何を勉強しよう」と悩んでしまうと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

そこで、あらかじめ「15分ミニタスク」をいくつか決めておきましょう。例えば、

  • 保育原理のテキストを見開き1ページ読む

  • 子どもの保健の用語を10個、ノートに書き出す

  • 過去問を1問ずつ音読して、〇×だけでも解いてみる

  • 社会福祉のポイントを、付箋に3つ書いてまとめる

といった具合です。

「15分じゃ何も進まないのでは?」と感じるかもしれませんが、毎日15分を積み重ねれば、1週間で約1時間半、1カ月で約6時間になります。
子どもたちの育ちを支えるときも、日々の小さな経験の積み重ねが、大きな成長につながっていきます。
保育士資格の勉強も、その延長線上にあると考えてみると、自分を責めずに続けやすくなるはずです。

時間帯別「得意な勉強内容」を決めておく

子育て中のママの1日は、時間帯によって「頭のスイッチの入り方」が違います。
朝は比較的頭がすっきりしているけれど、お昼前はバタバタしがち。
夜は静かだけれど、眠気との戦いになる。
そんな感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

これを逆手にとって、「時間帯×内容」をざっくり決めておくと、勉強に取りかかりやすくなります。
例えば、

  • 朝:新しい単元のインプット(テキストを読む、動画を見る)

  • 昼間のスキマ:暗記カードを見直す、用語チェック

  • 夜:過去問を解く、間違えた問題の見直し

のように、自分なりのリズムを作っておくイメージです。

職員や保育士として働くときも、「午前中は外あそび中心」「午後はゆったりした活動」というように、子どもたちのリズムに合わせて1日の流れを組み立てていきます。
大人の学びも、自分のリズムに合った時間帯に合う内容を当てはめることで、無理なく続けやすくなります。

1週間単位で「できたこと」に目を向ける

真面目なママほど、「今週は計画通りにできなかった」「今日もテキストを開けなかった」と、自分を責めてしまいがちです。
ですが、子育ても勉強も、思い通りに進まない日があるのは当たり前です。

そこで意識したいのが、「できなかった日」ではなく、「できた日」に目を向けることです。
1週間の終わりに、

  • テキストを開いた日数

  • 過去問を1問でも解いた日

  • 暗記カードを一度でも見た日

を手帳などにチェックしてみてください。
たとえ1日5分でも、「やろう」と思って動いた回数は、確実に積み重なっています。

園で子どもたちの姿を見取るときも、「できなかったこと」ばかりを見るのではなく、「昨日よりも少し長く座っていられた」「自分から片付けに参加しようとしていた」といった小さな変化を喜びますよね。
ママ自身の学びについても、同じように「小さな成長」を認めてあげてほしいなと思います。

勉強を続けるための心の整え方

「完璧主義」ではなく「積み重ね主義」に切り替える

子育て中に保育士資格を目指すママの中には、「どうせやるなら完璧にやりたい」と思う方も多いです。
しかし、完璧さを求めすぎると、「今日は30分しかできなかったから意味がない」と、自分を追い詰めてしまうことにもつながります。

ここで大切なのは、「完璧主義」から「積み重ね主義」に発想を切り替えることです。
「今日はこれだけ進めた」「ここまで理解が深まった」と、できた分だけを評価する視点を持つと、心の負担がぐっと減ります。

保育の現場でも、園児の育ちを支えるとき、「いきなりできるようになること」を求めるのではなく、小さなステップを大切にします。
大人の学びも同じで、「昨日までの自分より一歩前に進めたか」を静かに見守る気持ちが、長く続ける力につながっていきます。

「やらなきゃ」ではなく「いつか子どもたちのために」に言いかえる

勉強がプレッシャーになると、「やらなきゃ」「間に合わない」という言葉が頭の中をぐるぐる巡りがちです。
その言葉が増えるほど、勉強は重たいものに感じられてしまいます。

そんなときは、「将来、子どもたちの育ちを支えるために」「今そばにいるお子さんの姿を、もっと深く理解するために」という言葉に、そっと言いかえてみてください。

  • 保育所保育指針の内容を勉強するのは、園児の遊びや生活の意味を理解するため。

  • 子どもの発達や心理を学ぶのは、お子さんの困りごとの背景に目を向けるため。

  • 保健や食育の知識を身につけるのは、保護者さんと一緒に子どもたちの健康を守るため。

と考えると、「やらなきゃ」から少し距離を置きやすくなります。

「この知識は、未来の職員仲間や同僚と子どもたちの姿を見取っていくときにも役立つんだ」と思えたら、学びへのモチベーションも少し変わってくるはずです。

比べる相手は「昨日の自分」

SNSなどを見ると、「子育てをしながら、こんなに勉強している人がいる」「もう合格して、来春から保育士として働くらしい」といった情報が目に入ることがあります。
そうすると、つい自分と他人を比べて落ち込んでしまうこともありますよね。

でも、家庭の状況も、お子さんの年齢も、体調も、住んでいる地域も、人それぞれ違います。
同じ条件の人はほとんどいないのが現実です。
そうであれば、比べるべき相手は「他の誰か」ではなく、「昨日の自分」なのだと思います。

  • 昨日は何もできなかったけれど、今日は用語を3つ覚えられた。

  • 先週はテキストの文章が難しく感じたけれど、今週は少し読みやすく感じる。

  • 子どもの寝かしつけ後、5分でも机に向かえた。

こうした小さな変化を積み重ねていくことで、気がつけばスタート地点からずいぶん前に進んでいる自分に出会えるはずです。

子どもたちの育ちを支えるときも、「隣のお友だちと比べる」のではなく、「その子なりのペース」を大切にしますよね。
ママ自身の学びについても、どうか同じ優しさで見守っていただけたらと思います。

「やめたくなったときに読む言葉」を用意しておく

どんなにやる気があっても、「今日はもう無理」「全部投げ出したくなってきた」という日が、きっと一度はやってきます。
そんなときに備えて、「やめたくなったときに読む言葉」を、あらかじめ用意しておくのも一つの工夫です。

  • なぜ保育士資格を取りたいと思ったのか

  • 保育士として働く自分の姿を想像したときの気持ち

  • 子どもたちと関わる仕事に憧れたきっかけ

を、ノートの1ページやスマホのメモに書いておき、「つらくなったらここに戻る」と決めておきます。

保育の現場でも、職員や保育士が迷ったときに立ち返るのは、園の保育理念や「子どもたちの最善の利益」という原点です。
ママが保育士資格を目指す過程にも、同じように「自分の原点」をそっと用意しておくことで、苦しい時期を乗り越えやすくなると思います。

家族や周囲の協力を上手にお願いするコツ

「いつ・どのくらい勉強したいか」を具体的に伝える

子育て中に保育士資格を目指すとき、ママ一人の力だけで乗り切ろうとすると、どうしても途中で苦しくなってしまいます。
そこで大切になるのが、家族や周囲の人に「小さな協力」をお願いすることです。

その際、「そのうち勉強したいんだよね」とぼんやり伝えるよりも、

  • 平日の夜、20時〜21時だけ勉強時間にしたい

  • 週末の午前中に月2回だけ、2時間まとまった時間がほしい

といったように、「いつ・どのくらい・何のために」時間を確保したいかを、具体的に伝えると協力を得やすくなります。

家族にとっても、「漠然と手伝ってと言われる」より「この時間だけ子どもたちを見ていてほしい」と頼まれる方が、イメージしやすいからです。
園で職員同士が協力するときも、「この時間、あそこのコーナーの子どもたちの姿を見取っておいてもらえますか」と、具体的に依頼しますよね。
家庭でも同じように、協力してほしい内容を言葉にしていくことが大切です。

「家事の手抜き」ではなく「家族みんなの投資」と考える

勉強時間を確保しようとすると、どうしても家事との両立が頭をよぎります。
「掃除が行き届かなくなるかも」「夕飯のおかずが一品減るかも」と心配になる方もいるでしょう。

ここで視点を変えてみたいのは、「家事が完璧にできないこと=悪いこと」と決めつけないことです。
保育士資格を取るための勉強は、長い目で見れば、家族全体の安心や働き方の選択肢を増やす「投資」にもなります。

  • 将来、保育士として安定した収入を得られる可能性が広がる

  • 子どもたちの育ちを支える専門知識が、家庭でも役立つ

  • 働き方を変えることで、ママの笑顔が増える

こうした変化は、家族にとってもプラスの影響をもたらしてくれます。
「今だけ少し家事の手を抜く代わりに、将来みんなで安心できる土台をつくっている」と考えられると、罪悪感が少し軽くなるはずです。

子どもたちにも「ママは勉強している姿」を見せていく

子どもたちが起きているときに勉強するのは、なかなかハードルが高いですよね。
それでも、短い時間であれば、「ママは今、保育士試験のお勉強をしているよ」と言葉を添えながら、ノートを開いてみるのも一つの方法です。

  • 子ども用の小さなノートとペンを用意して「一緒にお勉強ごっこ」をする

  • 「ママは保育士資格の勉強、〇〇ちゃんはお絵かきタイム」と時間を区切る

など、子どもたちの姿を見取りながら、同じ空間で過ごせる工夫をしてみてもよいかもしれません。

「ママも頑張っているんだ」と子どもたちが感じられることは、子どもたち自身の育ちを支える経験にもつながります。
学ぶ背中を見せることも、大切な関わり方の一つだと捉えてみてほしいなと思います。

実家や友人、地域のサービスも視野に入れる

パートナーだけでなく、実家のご両親やきょうだい、ママ友、地域の一時預かりなどにサポートをお願いできる場合もあります。
すべてを自分たち家族の中だけで抱え込まず、「頼れるところには少しずつ頼ってみる」ことも大切です。

保育士として働くときも、同僚や他職種と連携しながら、子どもたちの育ちを支える体制を整えていきます。
ママ自身が保育士資格を目指す過程でも、「周りとつながりながら進んでいく」という感覚を持てると、心が少し軽くなるはずです。

子育て中ママに向く学習スタイルと通信講座の選び方

独学だけで進める場合のメリット・注意点

子育て中でも、「まずはお金をかけずに独学で保育士資格を目指したい」と考える方も多いです。
独学の良さは、市販のテキストや過去問を使い、自分のペースで勉強を始めやすいことです。
家計への負担も比較的小さく抑えられます。

ただし、独学にはいくつかの注意点もあります。

  • どの科目から手をつければ良いか迷いやすい

  • 出題範囲が広く、ポイントが絞りにくい

  • 分からないところを質問しにくく、モチベーションが下がりやすい

といった点です。

特に、子育てや家事と両立しながらの独学では、「つまずいたときに立て直すのが大変」という声も多く聞かれます。
そのため、独学を選ぶ場合でも、「公式テキストの確認」「信頼できる情報源の活用」「過去問での頻出範囲の把握」など、学習の軸を意識しておくことが大切になります。

通信講座を活用するメリットとデメリット

子育て中のママにとって、保育士資格の通信講座は心強い味方になります。
あらかじめ保育士試験の出題範囲が整理されたテキストや、過去問を分析した問題集、動画解説などがセットになっているため、「何から始めればいいのか」が分かりやすいからです。

通信講座の主なメリットは、

  • 子育て中でも、自宅で自分のペースで進められる

  • 合格に必要なポイントがコンパクトにまとまっている

  • 添削や質問サポートがあり、一人で行き詰まりにくい

といった点です。

一方で、

  • 受講料というコストがかかる

  • 教材と自分の相性に差がある

  • 申し込んだだけで満足してしまうリスクがある

というデメリットもあります。

大切なのは、「通信講座だから安心」という考え方に頼り切るのではなく、「自分が続けやすい仕組みを手に入れる」という視点で活用することです。
講座はあくまで、ママ自身の学びを支えるための道具。
その道具をどう使うかは、ママの生活スタイルや目標に合わせて考えていきたいですね。

通信講座を選ぶときに見ておきたいポイント

保育士資格の通信講座は複数あり、「どれを選べばいいか分からない」という声も少なくありません。
選ぶときには、次のようなポイントをチェックしてみると、ミスマッチを減らしやすくなります。

  • テキストの見やすさ(文字の大きさ・図解の多さ)

  • 過去問や模擬試験がどれくらい充実しているか

  • 添削や質問対応の回数・方法(メール・オンラインなど)

  • サポート期間の長さ(仕事や子育て中でも無理なく続けられるか)

  • ママ世代や社会人の受講生がどれくらいいるか

特に、子育て中のママにとっては、「短期間で詰め込む設計なのか」「ゆとりを持ったスケジュール設計なのか」も大切なポイントになります。
子どもたちの体調不良や行事など、予定外の出来事が起こりやすい生活だからこそ、多少のブランクがあってもリカバリーしやすい講座を選べると安心です。

無料資料請求や体験教材を上手に活用する

いきなり1つの講座に決めるのではなく、いくつかの通信講座から資料請求をして、テキストの雰囲気やカリキュラムを比較してみるのもおすすめです。
中には、体験版テキストやサンプル動画を見られる講座もあります。

実際に紙のテキストを手に取ってみると、

  • 文字がぎっしりで読むのがしんどくないか

  • 図やイラストがどのくらい使われているか

  • 解説の言い回しが自分にとって分かりやすいか

といった「相性」の部分が見えてきます。

幼児教育の知見をもとに考えると、「その人に合った教材を選ぶこと」は、子どもたちの育ちを支えるときと同じくらい大事です。
一人ひとりに合う環境や関わり方が違うように、大人にとっても「読みやすい」「取り組みやすい」教材は異なります。
だからこそ、いくつかの選択肢を比べながら、「自分にとって続けやすい通信講座」を見つけていけるといいですね。

通信講座のわかりやすい解説は下記もご覧ください。

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モチベーションを保つ工夫と心が折れそうなときの対処法

「合格したあとに叶えたいこと」を言葉にしておく

勉強を続けていると、どうしても「今日はもう疲れたからやめたい」と感じる日が出てきます。
そんなときに支えになるのが、「なぜ保育士資格を取りたいのか」という、原点となる思いです。

例えば、

  • 子どもたちの育ちを支える仕事に、長く関わっていきたい

  • 自分の子育て経験を生かして、他の保護者さんの力になりたい

  • 将来、時間の融通がきく働き方を選べるようになりたい

といった気持ちを、ノートや手帳に書いておくのも一つの方法です。
落ち込んだときにそのページを読み返すことで、「最初の一歩を踏み出した自分の気持ち」を思い出しやすくなります。

園では、職員同士で子どもたちの姿を見取りながら、「こんな育ちを支えていきたいね」と対話を重ねます。
ママ自身が保育士資格を目指すときも、「どんな子どもたちと、どんなふうに関わりたいか」を描き続けることで、学び続ける力がわいてきます。

小さな達成を記録して、自分をほめる習慣をつくる

保育士試験の範囲は広く、一夜漬けでどうにかできるものではありません。
だからこそ、「小さな達成」を見逃さずに、自分をちゃんと認めていくことが大切です。

例えば、

  • 今日はテキスト10ページ読めた

  • 苦手だった分野の過去問で、正答率が少し上がった

  • 子どもが熱を出して大変だった中でも、5分だけテキストを開いた

こうしたことを、その日の終わりに手帳やスマホにメモしておくだけでも、積み重ねの感覚が変わってきます。
職員や同僚と、「あの子はこんなことができるようになってきたね」と小さな成長を共有するときと同じように、ママ自身の変化もていねいに見取っていきたいですね。

落ち込んだときは「立ち止まる時間」を意識して取る

子育ても勉強も、頑張り続けていると、ふとした瞬間に心が折れそうになることがあります。
そんなとき、無理に気合いで乗り切ろうとするより、「一度立ち止まる時間」を意識して取ることも、とても大切です。

  • 今日は思い切って勉強を休み、早く寝る

  • 子どもたちとゆっくり絵本を読む時間を味わう

  • 信頼できる友人や家族に、今のしんどさを聞いてもらう

など、「気持ちのガス抜き」ができると、また少し元気を取り戻しやすくなります。

保育の現場でも、職員や保育士が疲れきってしまう前に、勤務の調整やサポート体制を整えることが大切にされています。
ママ自身も、「自分の心の状態を大切にすることは、子どもたちにとっても大事なこと」と考えながら、無理のないペースを探していけるといいですね。

同じ目標を持つ仲間や情報に触れてみる

一人で参考書と向き合っていると、「自分だけが遅れている気がする」「うまくいっている人と比べて落ち込む」と感じてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、同じように保育士資格を目指している人の体験談や、勉強ブログ、オンラインコミュニティなどに触れてみるのも一つの方法です。

もちろん、比べて落ち込んでしまう日もあるかもしれませんが、「子育てしながらでも工夫して続けている人がいるんだ」と知ることで、少し背中を押されることもあります。
大切なのは、「あの人と同じペースでやらなきゃ」と自分を追い込むのではなく、「この工夫なら、自分の暮らしにも取り入れられそう」と、ヒントを一つだけ持ち帰るつもりで見ることです。

このあとお伝えする部分では、もう少し具体的に、通信講座をどのように活用すると、子育て中でも無理なく保育士資格を目指しやすくなるのかを見ていきたいと思います。
自分に合った学び方を見つけるヒントとして、読んでいただけたらうれしいです。

通信講座を上手に使って、負担を減らしながら学ぶコツ

移動時間ゼロだから、子育てのすき間時間を活かしやすい

子育てをしながら保育士資格を目指すママにとって、通学制の学校に通うのはハードルが高いことも多いです。
その点、通信講座は「自宅で」「自分のペースで」学べるのが大きな特徴です。

園児や子どもたちの送り迎え、家事、仕事など、1日の中でこなすことがたくさんある中でも、移動時間がいらないというだけで負担はぐっと軽くなります。
テキストや動画を使った学習なら、子どもたちのお昼寝中や就寝後に、リビングやキッチンの一角で学びを進めることもできます。

また、最近の通信講座の中には、スマホやタブレットで動画講義を見られるものも増えています。
「机に向かうのは今日は難しいな」という日でも、洗い物を終えたあとにソファで10分だけ動画を見る、といった取り組み方もしやすいのが通信講座の良さです。

カリキュラムが整っているから、何から手をつけるか迷いにくい

独学で保育士試験の勉強を始めるときに多い悩みが、「テキストは買ったけれど、どの順番で勉強したらいいか分からない」という声です。
通信講座では、試験範囲をもとにしたカリキュラムがあらかじめ組まれているため、「今日はこの単元」「今月はこの科目」というように、道筋が分かりやすくなります。

幼児教育の知見をもとに作られた教材は、単に知識を詰め込むだけではなく、保育現場でのエピソードや子どもたちの実際の姿と結びつけながら学べるよう工夫されていることも多いです。
それによって、「ただ暗記する」のではなく、「子どもたちの育ちを支えるための知識」として、理解が深まりやすくなります。

家事や子育てで時間が限られるママにとって、「今日はどの参考書を開こうかな」と考える時間を減らせるのも、通信講座の大きなメリットと言えるでしょう。

添削や質問サポートで、一人じゃない安心感を得られる

通信講座には、課題の添削や質問受付といったサポートがついていることが多いです。
これは、子育て中で孤立感を抱えやすいママにとって、大きな支えになります。

  • 自分の理解が合っているのか不安なときに、添削でフィードバックをもらえる

  • 分からないところを質問し、専門家からの回答を受け取れる

  • 学習の進み具合に合わせたアドバイスが届く

こうしたやり取りを通して、「一人で勉強しているわけではない」と感じられることで、モチベーションが保ちやすくなります。
園で職員や同僚が互いの保育を振り返りながら、子どもたちの姿を見取り、育ちを支えるために意見を交わすのと同じように、学びの場でも「つながり」があることは心強いものです。

このような通信講座の特長を踏まえると、子育てや家事で忙しいママにとって、保育士資格取得への現実的なルートの一つになりやすいといえるでしょう。

通信講座のわかりやすい解説は下記をご覧ください。

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これから試してみたい工夫と、次の一歩へのつなげ方

ここまで、子育て中でも保育士資格を目指しやすくするための、具体的な勉強スケジュールやモチベーションの保ち方、通信講座の活用法や家族との協力の仕方についてお伝えしてきました。
最後に、日々の生活の中で実際に取り入れていきやすい「これから試してみたい工夫」を、いくつか整理してみたいと思います。

  • まずは「1日30分の勉強時間」を1か所だけ決めてみる

  • 科目をA・B・Cに分けて、力をかける配分を意識する

  • 3か月〜6か月のざっくりとしたロードマップを描いてみる

  • 小さな達成をメモに残し、自分をほめる習慣をつくる

  • 通信講座のカリキュラムやサポートを利用して、「何をやるか」の迷いを減らす

  • 家族と予定を共有し、「ママの勉強タイム」を一緒に守ってもらう

  • 家事の完璧さを少しだけ手放して、学びの時間の余白をつくる

全部を一度にやろうとすると大変ですので、「これはすぐできそう」と感じるものを一つだけ選んで、今日から試してみるところから始めてみてください。
幼児教育の知見をもとにしても、「少しずつでも続けること」「自分のペースを大切にすること」は、子どもたちの育ちを支えるうえでも、とても大切な視点です。
それは、大人が新しいチャレンジをするときにも同じなのだと思います。

もし、「独学だけでは心細い」「効率よく保育士資格を目指したい」と感じているママであれば、通信講座の資料を取り寄せてみるのも一つの方法です。
どんな教材が届くのか、どのくらいのペースで学ぶ想定になっているのかを知ることで、自分の暮らしに合った学び方がイメージしやすくなります。

通信講座のわかりやすい解説は下記をご覧ください。

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子育てをしながら保育士資格を目指すことは、決して楽な道ばかりではありません。
それでも、その過程で身につけた知識や経験は、これから出会う子どもたちや保護者さんの育ちを支える、大きな力になっていきます。
そして何より、ママ自身が「自分の人生をどう重ねていきたいか」を考え続ける時間にもなっていくと思います。

今日の小さな一歩が、未来の子どもたちの笑顔や、保育士としてのやりがいにつながっていくと信じて、自分にやさしいペースで進んでいただけたらうれしいです。

  • この記事を書いた人

ポジティブ園長

田舎の自然の中で、のんびりと9歳の娘と6歳の息子と暮らすパパ。 保育 × 心理学 × 脳科学をヒントに、職員と子どもたちが共に成長できる園づくりをしています。 “答えのない時代”だからこそ、楽しみながら考え、失敗を恐れず挑戦する──そんな姿を大切に、みんなと歩んでいる園長です。

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