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【解説】保育士から学童へ転職できる?資格を活かせる求人の探し方と仕事内容・注意点

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「保育士の仕事は好きだけれど、乳幼児保育をこのまま続けるか迷っている」

「保育士資格を活かして、学童へ転職することはできるの?」

「学童指導員は、保育士と仕事内容がどれくらい違うのだろう?」

そんな悩みを抱えていませんか?

保育園や認定こども園で働いていると、園児一人ひとりの姿を見取り、その子に必要な援助を考えながら日々の保育を行います。

保護者さんと子どもの成長を共有したり、職員や同僚と話し合ったりすることも大切な仕事です。

こうして積み重ねてきた保育士としての経験は、保育園以外でも活かすことができます。

その選択肢の一つが「学童」です。

一般に「学童」と呼ばれている施設は、制度上「放課後児童クラブ」と呼ばれています。主に小学生が、学校の授業が終わったあとや長期休みなどに過ごす場所です。

保育園とは子どもの年齢も生活の流れも違いますが、「子どもの姿を見取り、その育ちを支える」という基本的な部分には共通点があります。

また、保育士資格は、放課後児童支援員を目指す際にも活かせる資格の一つです。

ただし、

「保育園より学童の方が楽そう」

という理由だけで転職すると、「思っていた仕事と違った」と感じる可能性もあります。

この記事では、保育士から学童へ転職できるのか、保育士資格や経験がどのように活かせるのか、仕事内容や注意点、求人の探し方までやさしく解説します。

今の園を辞めると決める前に、まず「こんな働き方もある」と知るところから始めてみましょう。

保育士から学童へ転職できる?資格や経験は活かせる

保育士資格は学童への転職でも活かせる

保育士から学童への転職を考えたとき、最初に気になるのが資格ではないでしょうか。

結論からいうと、保育士資格は学童でも活かせます。

学童で子どもたちを支援する職員には「放課後児童支援員」という資格があります。

少し難しそうな名前ですが、小学生が放課後を安心して過ごせるように、遊びや生活を支える専門職だと考えるとわかりやすいでしょう。

保育士資格を持っている人は、放課後児童支援員を目指すための要件の一つを満たします。

ただし、保育士資格があれば自動的に放課後児童支援員になるわけではありません。

所定の研修を修了するなど、必要な手続きがあります。

また、求人によっては放課後児童支援員の資格を取得する前でも応募できる場合があります。

まずは求人ごとの応募条件を確認しましょう。

保育園で身につけた「子どもを見る力」が活かせる

保育士が学童へ転職するときの強みは、資格だけではありません。

これまで積み重ねてきた保育経験そのものが大きな力になります。

例えば、

  • 子どもの小さな変化に気づく
  • 子ども同士の関係を見守る
  • 必要なときに適切な声を掛ける
  • 保護者さんと子どもの様子を共有する

といった力です。

小学生になると、園児の頃より自分でできることが増えます。

一方で、友だちとの関係が複雑になったり、自分の気持ちをうまく整理できなかったりすることもあります。

そんなとき、すぐに答えを教えるのではなく、子どもの姿を見取りながら必要なところで支えることが大切です。

これは保育園で培ってきた経験を活かせる部分です。

まずは学童求人があるか確認してみよう

「自分の地域にも学童求人はあるのかな?」

と感じたら、最初から転職すると決める必要はありません。

まずは実際の求人を見てみましょう。

求人を見ることで、勤務時間や給与、正社員・パートなどの雇用形態を具体的にイメージできます。

保育士資格を活かせる学童求人があるか知りたい方は、まず実際の求人を確認してみましょう。転職時期が決まっていなくても、情報収集から始められます。

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学童指導員の仕事内容は?保育士との違いを知ろう

主に小学生の放課後の生活を支える

保育園と学童の大きな違いは、関わる子どもの年齢です。

学童では、主に小学生と関わります。

学校が終わったあとに子どもたちを迎え、安全に過ごせる環境を整えます。

おやつを食べたり、友だちと遊んだり、宿題をしたりしながら過ごす子どもたちを見守ります。

夏休みなどの長期休業中は、朝から夕方まで利用する子どももいます。

学童は、単に「小学生を預かる場所」ではありません。

子どもが安心できる居場所をつくり、自分らしく生活できるように支える場所です。

遊びを教えるより、子どもの自主性を支える

乳幼児期と小学生では、大人の関わり方も変わります。

小学生になると、自分たちで遊びを考えたり、ルールを決めたりする姿が増えてきます。

例えば、子ども同士で遊び方をめぐって意見が分かれたとします。

保育士がすぐに、

「こうしなさい」

と決めるのではなく、

「みんなはどうしたい?」

と問い掛けながら、自分たちで解決できるよう支えることも大切です。

こうした「待つ」「見守る」という関わりは、幼児教育で大切にしてきた子ども主体の考え方ともつながります。

保護者さんや学校との連携も大切

学童でも保護者さんとの関わりがあります。

その日の子どもの様子を伝えたり、家庭で気になっていることを聞いたりします。

保育士として保護者さんと信頼関係を築いてきた経験は、学童でも役立ちます。

学校での様子と学童で見せる姿、さらに家庭での様子もつなぎながら、子どもの生活全体を捉えていく視点が大切です。

保育士から学童へ転職するメリットと向いている人

保育経験を違う年齢の子どもたちに活かせる

保育士から学童へ転職すると、これまでとは違う年齢の子どもたちと関わることになります。

乳幼児期には、大人の援助が必要な場面が多くあります。

小学生になると、自分で考え、自分で行動しようとする姿が増えてきます。

その成長を少し離れたところから見守れることは、学童ならではの魅力です。

例えば、友だちとの関係に悩んでいた子が、少しずつ自分の思いを相手に伝えられるようになる。

そんな姿を見取りながら育ちを支えることができます。

保育園とは違う働き方が見つかることもある

今の保育園で、

  • 大きな行事の準備が負担になっている
  • 乳幼児保育を続けることに体力的な不安がある
  • 違う年齢の子どもとも関わってみたい

と感じているなら、学童を選択肢に入れてもよいでしょう。

ただし、学童なら必ず仕事が楽になるわけではありません。

勤務時間や仕事内容、職員配置は施設によって異なります。

「楽そうだから」ではなく、「自分にはこちらの働き方が合いそう」という視点で考えることが大切です。

小学生の自主性を支えることが好きな人に向いている

学童の仕事は、子どもたちを細かく指示して動かす仕事ではありません。

自分で考えて行動する姿を見守り、困ったときに支えます。

大人が先回りするよりも、

「どうしたらいいと思う?」

と一緒に考える関わりが好きな方には向いているでしょう。

保育園とは違う環境で子どもたちの育ちを支えてみたい方は、実際にどのような学童求人があるのか確認してみると、働き方をイメージしやすくなります。

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保育士から学童へ転職する前に知っておきたい注意点・デメリット

乳幼児保育とは子どもとの距離感が違う

小学生は、自分の意思をはっきり伝えるようになります。

友だち同士の関係も複雑になります。

そのため、乳幼児に接するときと同じ距離感で関わると、戸惑うことがあるかもしれません。

例えば、友だちとけんかをしている場面でも、大人がすぐに仲裁することが最善とは限りません。

子ども自身がどう感じているのか。

どうしたいと思っているのか。

その姿を見取りながら、必要な部分だけ支えることが大切です。

午後から夕方が忙しくなる働き方もある

学校がある日は、子どもたちが学童へ来るのは主に放課後です。

そのため、保育園とは勤務時間の考え方が違う場合があります。

一方、夏休みや冬休みなどは朝から子どもたちが利用します。

「午後中心なら働きやすそう」と考えて応募すると、長期休業中の勤務で想定と違うこともあります。

求人を見るときは、通常期だけでなく長期休業中の勤務時間も確認しましょう。

学童によって仕事内容や雰囲気に違いがある

一口に学童といっても、運営する法人や施設によって考え方が異なります。

遊びを中心にする施設もあれば、学習支援やさまざまな体験活動を大切にしている施設もあります。

職員体制にも違いがあります。

そのため、

「学童ならどこでも同じ」

と考えない方がよいでしょう。

可能であれば、応募前に見学することをおすすめします。

放課後児童支援員を目指す場合は研修も確認する

保育士資格は学童で活かせますが、放課後児童支援員になる場合には所定の研修が必要です。

求人によっては入職後の取得を支援してくれる場合もあります。

応募するときには、

「必要な資格は何か」

「研修は入職後でもよいか」

を確認しておきましょう。

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求人票では給与だけを見ない

転職するときは給与も大切です。

しかし、それだけで決めないようにしましょう。

学童求人では、

  • 勤務時間やシフト
  • 年間休日
  • 残業の有無
  • 子どもの人数と職員体制
  • 正社員・パートなどの雇用形態
  • 長期休業中の勤務時間

なども確認します。

自分が何を一番大切にしたいのか、応募前に整理しておくと求人を比較しやすくなります。

学童見学では子どもと職員の姿を見る

可能なら施設見学をしてみましょう。

建物の新しさだけを見るのではありません。

子どもたちの表情や、職員の関わり方に注目します。

子ども同士でトラブルが起きたとき、職員が一方的に答えを決めていないか。

子どもが自分で考える時間を待っているか。

職員同士が自然に声を掛け合っているか。

こうした姿から、その学童が大切にしている考え方が見えてきます。

学童への転職なら専門サービスを活用する

「学童に興味はあるけれど、自分に合う求人を一人で探すのは難しい」

という方もいるでしょう。

特に在職中は、仕事をしながら求人を調べるだけでも負担になります。

そんなときは、学童求人を扱うサービスに相談する方法があります。

「まだ学童へ転職すると決めていない」

という段階でも構いません。

まず求人を知る。

今の保育園と比べる。

そのあとで転職するかを考える。

この順番でも十分です。

学童へ転職すると決める前に、まず自分の地域にどのような求人があるのか確認してみましょう。勤務条件や仕事内容を比べるだけでも、自分に合う働き方が見えやすくなります。

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保育士資格だけで学童に転職できますか?

保育士資格を応募資格としている学童求人もあります。

ただし、求人によって必要な資格や経験は異なります。

また、放課後児童支援員として働く場合には、保育士資格などの要件を満たしたうえで、認定資格研修の修了が必要になります。

応募するときは求人の資格欄を確認しましょう。

学童は保育園より仕事が楽ですか?

一概には言えません。

乳幼児保育とは身体的な援助の内容が異なりますが、小学生同士の人間関係への対応や安全管理など、学童ならではの難しさがあります。

また、夏休みなどは一日を通して多くの子どもたちと過ごします。

「楽そうだから」という理由ではなく、自分に合う仕事内容かどうかで考えることが大切です。

学童へ転職するか決めていなくても求人を見てよいですか?

もちろん、求人を見ることと転職を決めることは別です。

むしろ転職する前に、どのような仕事内容や勤務条件があるのかを知っておくことをおすすめします。

今の職場と比較した結果、「やはり保育園で働きたい」と思うこともあるでしょう。

情報を知ったうえで選ぶことが大切です。

これから試してみたい工夫

保育士から学童へ転職するか迷っているなら、今日すぐに今の園を辞める必要はありません。

まずは、

  • 今の保育園で負担になっていることを書き出す
  • 学童でどのような働き方をしたいのか考える
  • 実際の学童求人を一つ見て今の職場と比べる

ことから始めてみてください。

保育士として園児の姿を見取り、保護者さんや職員と連携しながら育ちを支えてきた経験は、小学生と関わる学童でも活かすことができます。

ただし、保育園と学童では仕事内容も働き方も違います。

「乳幼児保育ではなく、少し違う形で子どもたちの成長を支えてみたい」

「小学生が自分で考え、できることを増やしていく姿を支えてみたい」

そんな気持ちがあるなら、学童は新しい選択肢になるかもしれません。

転職するかどうかは、実際の求人を確認してから決めても遅くありません。

まずは、保育士資格やこれまでの経験を活かせる学童求人があるかを確認してみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人

子育て園長

認定こども園の園長として、子どもたちの育ちや保護者相談、発達支援、職員育成に関わっています。 保育・幼児教育を軸に、心理学や脳科学の考え方も取り入れながら、子どもたち一人ひとりの姿を大切にした園づくりをしています。家庭では、10歳の娘と7歳の息子を育てる父親です。 このサイトでは、園長としての経験をもとに、子育て・保育・発達・学びについて、やさしく分かりやすくお伝えします。

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