
「保育士になりたいけれど、資格を取るまでにいくらかかるの?」
「専門学校へ通うと、100万円以上必要なの?」
「仕事や家事を続けながら、できるだけ費用を抑えて保育士資格を取りたい」
そんな疑問を持っていませんか。
一般的に「保育士免許」と呼ばれることもありますが、正式には「保育士資格」です。
保育士資格を取得する方法は、大きく分けて2つあります。
大学・短大・専門学校などで学ぶ方法と、受験資格を満たしたうえで保育士試験に合格する方法です。
さらに保育士試験を選ぶ場合も、独学で勉強するのか、通信講座を利用するのかによって必要な費用が変わります。
そのため、「保育士資格を取るには○万円」と一律には言えません。
学生さん、お仕事をしている社会人の方、家事や子育てをしているお父さん、お母さん、これから新しい働き方を考えているシニアの方では、選びやすい方法も違います。
この記事では、保育士免許取得にかかる費用を、学校・独学・通信講座に分けて分かりやすく解説します。
受験料や資格取得後の登録料など、見落としやすい費用についても紹介します。
「自分の場合、どの方法なら無理なく保育士を目指せそう?」と考えながら読み進めてみてください。
保育士資格を取るにはいくらかかる?3つの方法を比較
保育士資格取得にかかる費用は、選ぶ方法によって大きく変わります。
まずは、全体の違いを見てみましょう。
取得方法費用の目安向いている方大学・短大・専門学校数十万円~数百万円学生、保育を体系的に学びたい方保育士試験+独学数万円程度~とにかく費用を抑えたい方保育士試験+通信講座講座代+受験関連費用働きながら効率よく学びたい方
同じ保育士資格を目指していても、必要になる金額には大きな差があります。
ただし、「一番安い方法=一番おすすめ」とは限りません。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
学校に通って取得する場合の費用
大学・短大・専門学校など、指定された保育士養成施設で必要な科目を修了すると、保育士試験を受けずに保育士資格を取得できます。
費用は学校によって異なります。
入学金、授業料、施設費、教材費、実習費などを合わせると、2年間でも200万円前後になる学校があります。
4年制大学の場合は、さらに総額が大きくなることがあります。
一方で、学校では保育の知識だけではなく、実習を通して実際の子どもたちとの関わり方も学べます。
高校卒業後に保育士を目指す学生さんにとっては、有力な選択肢です。
独学で保育士試験を受ける場合の費用
受験資格を満たしている方は、大学や専門学校へ入り直さず、保育士試験に挑戦できます。
2026年の保育士試験では、受験手数料は12,700円です。オンライン申請では、これに数百円の事務手数料が加わります。
さらに、
・市販のテキスト
・過去問題集
・実技試験の練習用品
・試験会場までの交通費
などが必要になる場合があります。
すべて合わせても、学校へ通う方法に比べると費用はかなり抑えやすいでしょう。
通信講座で保育士試験を目指す場合の費用
もう一つの選択肢が通信講座です。
通信講座を修了しただけで保育士資格が取得できるわけではありません。
保育士試験に合格するための学習を、教材や動画、問題演習などでサポートしてもらう方法です。
独学より費用はかかります。
しかし、
「どのテキストを買えばよいか分からない」
「9科目をどの順番で勉強すればよいの?」
「仕事や家事をしながら、一人で続けられるか不安」
という方には利用しやすい方法です。
働きながら保育士資格を目指す方法については、こちらでも詳しく紹介しています。
こちらもCHECK
-

【解説】社会人でも保育士になれる!働きながら保育士免許を取る方法とスケジュール
「子どもに関わる仕事がしてみたい」 「今の仕事を続けながら、保育士を目指すことはできるの?」 「主婦やシニアになってからでは、もう遅いのでは?」 そんなふうに迷っていませんか。 保育士になるには、専門 ...
続きを見る
学校に通って保育士資格を取る場合の費用
学校で保育士資格を取得する方法は、費用だけを見ると高く感じるかもしれません。
しかし、保育を体系的に学べるという大きなメリットがあります。
専門学校は授業料以外の費用も確認する
保育士養成の専門学校は、2年間の課程が多くなっています。
学校を比較するときは、ホームページに掲載されている授業料だけで判断しないようにしましょう。
必要になる可能性があるのは、
・入学金
・授業料
・施設設備費
・教材費
・実習費
・資格取得関連費用
・通学交通費
などです。
例えば、「年間授業料はそれほど高くない」と思っても、入学金や実習費などを合わせると総額が大きくなる場合があります。
必ず卒業までに必要な総額を確認しましょう。
短大・大学では学費だけでなく通学期間も考える
短期大学は基本的に2年間、大学は4年間です。
学校によっては、保育士資格とあわせて幼稚園教諭免許などを取得できる場合があります。
これから保育・幼児教育の仕事を長く続けたい学生さんには、大きなメリットがあります。
一方、すでに社会人として働いている方の場合はどうでしょうか。
仕事を辞めたり、勤務時間を減らしたりする必要が出てくるかもしれません。
学費だけでなく、「学校へ通う時間」や「働けない期間」も含めて考える必要があります。
学校では保育を実践と結びつけて学べる
保育の仕事では、知識だけではなく、子どもたち一人ひとりを理解する力が求められます。
例えば、同じ4歳の子どもたちでも、興味を持つことや得意なことは一人ひとり違います。
保育士は「何ができたか」だけを見るのではありません。
遊びの中でどのようなことに興味を持ったのか。
友だちへどのように関わろうとしたのか。
その姿を見取り、環境や関わり方を工夫しながら育ちを支えます。
学校では、授業だけでなく実習を通してこうした保育の専門性を学べることが大きな特徴です。
費用を抑えるなら保育士試験ルートという方法もある
社会人や主婦、シニアの方の場合、「もう一度学校へ通うのは難しい」と感じることもあるでしょう。
そこで検討したいのが保育士試験です。
受験資格があれば学校へ通い直さなくてもよい
保育士試験には受験資格があります。
大学や短期大学を卒業している方は、保育とは異なる学部・学科でも受験できる場合があります。
高校卒業の場合は、卒業した時期や児童福祉施設などでの実務経験によって条件が異なります。
そのため、まずは自分に受験資格があるか確認することが大切です。
受験資格があれば、学校へ入り直さずに保育士資格を目指せます。
「子育てが落ち着いたので保育の仕事をしてみたい」
「今の仕事を続けながら新しい資格に挑戦したい」
そんな親御さんや社会人の方にも選びやすい方法です。
独学なら資格取得費用を抑えやすい
費用だけで考えるなら、独学は魅力的です。
市販のテキストや過去問題集を購入し、自分で勉強します。
例えば、テキストや問題集に1~2万円ほど使ったとしても、学校へ通う場合と比較すると大幅に費用を抑えられます。
資格試験の勉強に慣れている方には向いているでしょう。
ただし、保育士試験の筆記試験は幅広い分野から出題されます。
保育だけではありません。
心理、福祉、保健、栄養、社会制度なども勉強します。
「試験範囲が想像以上に広かった」
「参考書を何冊も買ったけれど、どこから始めればよいか分からない」
となることもあります。
費用だけでなく「時間」もコストとして考える
独学と通信講座を比較するときに忘れやすいのが、時間です。
社会人の場合、仕事があります。
お父さん、お母さんであれば、家事やお子さんとの時間もあります。
勉強方法を調べる。
教材を選ぶ。
法改正について調べる。
実技試験の練習方法を探す。
こうした時間も必要です。
仮に数万円安くできても、勉強方法を探すことに多くの時間を使ってしまうのであれば、本当に自分に合った方法なのか考えてみてもよいでしょう。
費用だけでなく、「合格を目指して続けられるか」という視点も大切です。
通信講座ならいくら?四谷学院の保育士講座を費用面から確認
「独学だと少し不安。でも、学校へ通うのは難しい」
そんな方が検討しやすいのが通信講座です。
ここでは、四谷学院の保育士講座を例に費用を見てみましょう。
四谷学院の全科目セットは79,800円
2026年8月現在、四谷学院の保育士講座「全科目セット」は79,800円(税込・送料無料)です。
8科目の筆記試験対策に加え、実技試験対策も含まれています。
初めて保育士試験を受験する場合、
四谷学院の講座 79,800円
保育士試験 約13,000円
合格後の保育士登録 4,200円
となります。
合計すると、約9万7,000円が一つの目安です。
もちろん、試験会場までの交通費などは別途必要です。
一方、学校へ通って資格取得を目指す場合と比べると、総額を抑えやすいことが分かります。
79,800円にはどこまで含まれている?
「8万円近いなら、独学のほうがいいのでは?」と思う方もいるでしょう。
ここは、自分が何を必要としているかで判断することが大切です。
四谷学院の保育士講座では、
・筆記試験対策のテキスト
・講義動画
・問題演習
・過去問題
・学習スケジュール管理
・法改正情報
・質問制度
・実技試験対策
などを利用できます。
学習内容は細かい段階に分けられています。
「今日は何を勉強すればよいの?」と迷いにくいことが特徴です。
仕事が忙しい社会人の方であれば、通勤時間に動画を見る。
主婦の方であれば、家事が一段落した時間に問題を解く。
シニアの方であれば、毎朝30分を学習時間にする。
このように生活に合わせて進められます。
「独学でどの教材を選べばよいか迷っている」「一人で学習計画を立てるのが不安」という方は、まず教材やサポート内容を確認してみましょう。すぐに申し込む必要はありません。無料資料を見て、自分に合う学び方か判断できます。
四谷学院の「保育士講座」
教育訓練給付制度を利用できる場合もある
四谷学院の保育士講座「全科目セット」は、教育訓練給付制度の対象です。
一定の条件を満たす方は、受講料の最大20%が支給されます。
79,800円の20%は15,960円です。
条件を満たし、最大額が支給された場合、
79,800円-15,960円=63,840円
となります。
通信講座を検討している社会人の方にとっては、確認しておきたい制度です。
ただし、誰でも自動的に20%安くなるわけではありません。
雇用保険の加入期間などの条件があります。また、四谷学院側にも修了条件があります。
利用できるかどうかは、申込み前に確認しておきましょう。
一部科目に合格しているなら必要な科目だけ学べる
すでに保育士試験を受けたことがあり、
「あと2科目だけ残っている」
という方もいるでしょう。
四谷学院では、必要な科目だけ申し込むこともできます。
2026年8月現在、1科目なら15,800円です。
実技試験対策のみなら9,800円となっています。
一部の科目に合格済みの方は、最初から全科目セットを申し込む必要がない場合があります。
自分の合格状況を確認してから選びましょう。
【ボタン設置位置②】
「全科目セットと科目別受講、どちらが自分に合っている?」と迷った方は、現在の料金や教材内容を確認してから決めると安心です。
[四谷学院の受講料と講座内容を確認する]
また、「四谷学院以外の通信講座とも比較してから決めたい」という方は、こちらも参考にしてください。
こちらもCHECK
-

保育士資格を最短で取得する方法|通信講座おすすめ2選と独学との違い
「保育士資格を取りたいけれど、できるだけ効率よく合格したい」 「独学で始めてみたけれど、科目が多くて何から手をつければいいかわからない」 「仕事や子育てをしながらでも、保育士試験に合格できるのかな」 ...
続きを見る
費用だけで決める前に知っておきたい注意点・デメリット
通信講座にはメリットがありますが、すべての方に必要というわけではありません。
良い面だけでなく、デメリットも確認しておきましょう。
通信講座を受講するだけでは保育士資格は取れない
まず知っておきたいのは、四谷学院などの保育士試験対策講座を修了しただけでは、保育士資格を取得できないことです。
保育士試験に合格する必要があります。
さらに、試験合格後に保育士登録の手続きを行います。
2026年8月現在、新規登録の手数料は4,200円です。
「通信講座=卒業すれば保育士になれる学校」ではありませんので注意しましょう。
保育士試験には受験資格がある
通信講座を申し込んでも、保育士試験の受験資格が得られるわけではありません。
特に高校卒業の方は、卒業した時期や実務経験によって受験条件が異なることがあります。
まず受験資格を確認する。
その後で勉強方法を選ぶ。
この順番が大切です。
とにかく安くしたいなら独学のほうが安い
費用を最優先する場合、独学のほうが安くなる可能性は高いでしょう。
通信講座には教材やサポートが含まれるため、その分の受講料が必要です。
そのため、
「自分で計画を立てられる」
「分からないことも自分で調べられる」
「資格試験の勉強には慣れている」
という方は、独学も十分選択肢になります。
一方、
「久しぶりの勉強で不安」
「仕事や家事が忙しく、教材を探す時間を減らしたい」
という方は、通信講座に費用をかける価値があるかもしれません。
学生さんなら学校にも大きなメリットがある
高校生や大学進学を検討している学生さんの場合、単純に「通信講座のほうが安いから得」とは言えません。
学校では実習があります。
実際の子どもたちと関わりながら、その姿を見取ること。
子どもたちの興味に合わせて環境を考えること。
親御さんとのコミュニケーションを学ぶこと。
こうした経験は、保育士として働くうえで大切な学びになります。
ご自身の年齢や現在の生活、将来の働き方まで含めて選びましょう。
保育士資格取得の費用についてよくある質問
一番安く保育士資格を取る方法は?
受験資格がある方であれば、一般的には独学で保育士試験に挑戦する方法が費用を抑えやすいでしょう。
市販教材、受験料、登録料などが主な費用です。
ただし、一度ですべての科目に合格できるとは限りません。
再受験すれば、新たに受験料も必要になります。
「最初に必要な費用」だけでなく、「資格取得までの総額」で考えることが大切です。
保育士試験に落ちたら受験料はまた必要?
次の試験を受験する場合は、改めて受験料が必要です。
ただし、筆記試験で合格した科目には一定期間の免除制度があります。
そのため、一度ですべての科目に合格できなくても、合格した科目を積み重ねながら資格取得を目指せます。
通信講座は教材費が別に必要?
四谷学院の全科目セット79,800円には、教材費や添削料が含まれています。
一方で、インターネット環境や筆記用具、実技試験の練習に必要な道具などは別途用意する場合があります。
申込みを決める前に、「料金に何が含まれているのか」を確認しましょう。
主婦やシニアでも保育士資格を目指せる?
受験資格を満たしていれば、主婦やシニアの方も保育士試験に挑戦できます。
年齢だけを理由に諦める必要はありません。
特に子育て経験は、親御さんの気持ちを考える一つのきっかけになります。
もちろん、子育て経験があればすぐに保育ができるという意味ではありません。
専門的な知識を学び、一人ひとりの子どもたちの姿を丁寧に見取り、その子らしい育ちを支えることが保育士には求められます。
これまでの経験に新しい専門知識を重ねていくことが大切です。
まとめ|これから試してみたい工夫
保育士資格取得にかかる費用は、選ぶ方法によって大きく異なります。
大学・短大・専門学校なら、数十万円から数百万円規模になることがあります。
受験資格があり、独学で保育士試験を目指す場合は、費用をかなり抑えることができます。
一方、通信講座は独学より費用がかかりますが、教材や動画、学習計画、実技試験対策などをまとめて利用できます。
「では、自分はどうすればいい?」と迷っている方は、次の順番で考えてみてください。
まず、保育士試験の受験資格があるか確認します。
次に、学校・独学・通信講座の中から、自分が利用できる方法を比べます。
そして、教材費だけではなく、受験料や登録料、交通費などを含めた総額を考えてみましょう。
最後に大切なのは、「一番安い方法」ではなく「自分が続けられる方法」を選ぶことです。
保育士は、子どもたち一人ひとりの小さな変化に気づき、その姿を見取りながら育ちを支える仕事です。
また、お父さん、お母さんをはじめとしたご両親や親御さんに寄り添い、子育てを一緒に支えていく仕事でもあります。
資格取得に必要な費用を知ることは、その仕事へ踏み出すための大切な準備です。
学校へ通い直さず、保育士試験で資格取得を目指したい方は、まず通信講座の内容を確認してみるのも一つの方法です。
いきなり申し込む必要はありません。四谷学院の無料資料で、教材・受講料・学習スケジュールを確認し、自分にも続けられそうか考えてみましょう。
四谷学院の「保育士講座」
「ほかの通信講座と比較してから決めたい」という方はこちらも参考にしてください。
こちらもCHECK
-

保育士資格を最短で取得する方法|通信講座おすすめ2選と独学との違い
「保育士資格を取りたいけれど、できるだけ効率よく合格したい」 「独学で始めてみたけれど、科目が多くて何から手をつければいいかわからない」 「仕事や子育てをしながらでも、保育士試験に合格できるのかな」 ...
続きを見る

