子育て

『12歳までに「勉強ぐせ」をつけるお母さんの習慣』楠本佳子(著)

4歳と11ヶ月の二人の子育てをする中で、私も奥さんも自ら机に向かって勉強するタイプでは無かったものですから、どうすればこの子達に「勉強しなさい」って言わないで済むようになるのかが知りたくてこの本を読んでみました。

私的なおススメ

この本を読んで私的には「子育てしなければ」と肩に力が入りすぎて少し神経質になっていたことに気づけたり、他の方の子育ての結果を知ることで未来のイメージを掴むことができて少し気持ちが楽になった気がします。

お子さんがなかなか言うことを聞いてくれず気づいたら怒ってしまったりして、本当は子どもを怒りたくないんだけどどうしたらいいか悩んでたりしてる方に、是非おすすめしたいですね。

もちろん読んだからって子どもの行動がすぐ変わる訳ではないのですが、私たち親の心の持ちようが変わってくるので落ち着いて子どもと接することができるようになり、その結果、子どもの行動も変わってくると思います。

子どもが親の思いどおりならないのが当たり前

もうお風呂入らないといけないのに、まだ遊びながらで食事がなかなか終わらない時、最初は優しく接していても、いっこうに進まないとなると最後は怒ってしまう。そして時間切れで食事を下げようとすると娘はまだ食べると泣きながら怒ります。親が怒り、娘が怒り。これを何回も繰り返してました。

この本の中で

  • 自分の命にかかわるとき
  • 人に迷惑をかけるとき

「それいがいで親が子どもを叱るのは、すべて親の都合ではないですか?子どもを怒ったり叱ったりする場面は、実はそんなにないものです」と言われたのです。

出展:『12歳までに「勉強ぐせ」をつけるお母さんの習慣』楠本佳子(著)

と書かれているのを読んで、確かにその通りだと思いました。

自分の思いどおりにならないことで子どもを怒ってしまっていたがそれは勝手な自分の都合であり、親が子どもを支配しようとしてるだけでした。

子どものためだからと親の希望を押し付けてたり、子どもを支配するのは「親のエゴ」です。私は「親の愛」と「親のエゴ」を勘違いしていたことに気付きました。

それからは、2点を心掛けるようにしました。

  1. 怒るのではなく、叱る、諭す。
  2. イライラした時は本の引用を思い出して「親のエゴ」を捨てて「親の愛」で接する。

段取り通り進めたいから子どもを急かすのではなく、段取り通り進めれるように自分が動くようになりました。面白いことにその流れに子どもが慣れてくると、親がサボって進行が遅れた時に自分で動いたり、親に指示を出していつもの流れにしようと動くようになりました。

まとめ

命に関わること、人に迷惑をかける時は叱る。それ以外は諭す。

この本から自分の子育てを見直してたくさんの気付きがありましたが、私にとって一番大きな気付きは、

子どもを変えたければ、まず自分が変わらないといけない

でした。

本当に子どもに教えられることばっかりです。子育てを楽しみたいと思います^^

  • この記事を書いた人

かつおう

奈良県在住。のびのびと自然の中で育つ6歳の娘と3歳の息子のパパ。IT×マネジメント×脳科学を駆使して、職員と子どもたちの自立をはぐくむ保育に取り組む副園長。

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