子育て

【パパ必見】子どもが泣いてるときの言葉かけが大切な理由

赤ちゃんは生理的欲求を泣くことで伝えます。また1歳にもなってくると自我が芽生え、自分の気持ちがを伝わらないと一生懸命泣いてアピールしてきます。

ですが、子どもは話さなくても自分の気持ちを親はわかってくれていると思っていて、喜怒哀楽の感情をぶつけてきます。そして欲求が満たされないと泣きます。

残念ながら、その感情だけではなんで泣いているのか理解してあげることが難しいです。そしてお母さんより子どもと接する機会が少ないお父さんには更に難しい対応となります。だから、相手に理解してえるように気持ちを伝える方法を「話せるようになる前から」教えてあげてほしいのです。

なぜ話せるようになる前かというと、1歳ぐらいになってくると話すことはできないけど相手の言ってることをある程度理解できるようになってくるからです。これを利用して話せるようになる前から相手に気持ちを伝えるトレーニングをしていきます。

簡単な言葉掛けを繰り返す

子どもが泣き止まない時に普段している対処と一緒に、次の言葉掛けを足してみて欲しいのです。

「何で泣いているのかな?」
「お口で言ってくれないと、みんなわからないよー」

とか、まだお話が難しいなら

「何で泣いているのかな?」
「お口で言ってくれないと、みんなわからないよー」
「どれが欲しいの?(対象への指差しを促しつつ)」 

といった繰り返し言葉掛けをしながら、対応するようにしてみてください。

少しづつ成功体験を積み重ねる

すぐに出来るようにはなりませんが粘り強く続けていると、

・指差しで今遊びたいおもちゃが取ってもらえたり
・悲しい気持ちになった理由を話すと親が対応してくれたり

と、伝えることで相手が対応してくれるということを学び、劇的に言葉で伝えてくれるようになってきます。

コミュニケーションがとれるようになる

この「気持ちは伝わらないよ、お口で言ってね」が理解できるようになると、自分の行動に言葉を付け足せるようになってきます。1歳半ごろには、すぐに泣き止ますことができるようになります。

 だっこしてほしい。
 電車とられた。
 僕も。(同じことをして欲しい)

など、自分の気持ちを話してくれるようになります。そうなってくると、何で泣いているのか一生懸命考えたり、試行錯誤をする必要も無くなりますし、お話しながらパパもコミュニケーションがとれるようになってきますのでお子さんと意思疎通が出来て育児が更に楽しくなってきます。

まとめ

相手に自分の気持ちを伝えることでコミュニケーションが始まることを覚えさせてあげたいですね。

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かつおう

奈良県在住。のびのびと自然の中で育つ6歳の娘と3歳の息子のパパ。IT×マネジメント×脳科学を駆使して、職員と子どもたちの自立をはぐくむ保育に取り組む副園長。

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